資金繰り表の作り方1
ここでまず大切なことは、自分の会社において一体どんな種類の入出金があるのかを整理することです。そうしてそれらを改めて洗い出します。
それが資金繰り表作成の第一歩となります。
まずか会社の収入を整理してみます。会社の収入を洗い出していくと例えば、会社経営における収入の大きな柱となる売上代金回収、貸付金や立替金・未収入金の回収、それに金融機関などからの借入、そして増資等です。
収入の整理が終わったら、今度は支出を整理してみましょう。
支出にはどういった内容のものがあるでしょうか。支出であれば、例えば仕入に必要な代金や外注費、それに従業員の給与、社会保険料等からなる人件費は欠かせません。
それにオフィスの家賃、水道光熱費といったオフィスの維持費もあります。それに広告宣伝費、旅費交通費、税金等の支払もあります。税金には法人税や住民税が含まれます。
ここでは細かい内容については省略しますが、他にも多くの内容の支出があります。これらについて、過去の帳簿や将来の事業計画等を参考にしながら、全て洗い出してみてください。
資金繰りの計画を立てる上で、重要なのは収入に関する見たて、即ち売上代金回収金額の予測です。つまり収入項目でもこの売上代金回収金額が最も重要となります。
これを予測するために、今後数ヶ月間における売上予測を立てます。
ここで注意しておきたいのは、もし実際の収入がここで立てた売り上げ予測よりも少なくなってしまった場合には、資金繰りが苦しくなる可能性があります。
従って収入金額の予測に関しては決して高望みせず、ある程度堅調に数字を出しておいた方がよいでしょう。「とらぬ狸の皮算用」という言葉もありますが、決してそうならないようにしておきたいものです。
また、ここで売り上げ予測を出しても、ここで止まってしまってはいけません。売上予測については臨機応変に、状況の応じて常に見直していく必要があります。
こうして売り上げ計画、売上予測が立ったら、それに基づいて売上代金回収予測を立てます。ですが顧客に製品を売り上げてから、実際に売り上げた製品の代金が回収されるまでには、タイムラグがあってしばらく時間がかかります。
それを見込んだうえで、例えば来月売り上げた製品の分の売り上げはいつ入金するのかを考え、そうして各月の売上代金回収予測を立てます。
こうして、この先3ヶ月、もしくは6ヶ月程度先までの売上代金回収予測を立てます。